2013年1月20日日曜日

CD:Root Down

ジャズギター好きな人は、ジミースミスのアルバムを選べばまず外すことはない。

この「Root Down」というアルバム
とにかく、一曲目の「Sagg Shootin' His Arrow」を聞いてほしい。
こんな演奏が、1972年に行われていたとは。

2000年代に大きく話題になったジャムバンドの源流の演奏である。
とにかく圧倒的なグルーブ感がたまらない。
やっぱり、オルガンジャズはいい。

また、メンバーもよい。
ジミースミスがよく一緒に演奏しているメンバーではなく
もっと、ソウルよりのメンバーを集めてのライブ録音。
(ジミースミスといえば、ケニーバレル、グラディテイトでしょう。やはり。)


初期のソウライブが好きな人には絶対におすすめの一枚である。







曲目リスト
1. Sagg Shootin' His Arrow
2. For Everyone Under the Sun
3. After Hours
4. Root Down (And Get It)
5. Let's Stay Together
6. Slow Down Sagg
7. Root Down (and get it)




『Root Down』はハモンドB3オルガンのキング、ジミー・スミスの演奏とダーティーなR&Bを捉えている。スミスはこの1972年のコンサートで、自分がジャズの偉大なミュージシャンのひとりだったことを忘れていたのではなく、LAのリズム・セッションと共に確実にグルーヴを生みだしている。