2008年4月25日金曜日

SAMURAI佐藤可士和のつくり方

思った以上に刺激的な本。
僕は、個人的には、クリエイターになろうとは思っていないので、
筆者の立場の重要さがすごくよくわかる。

マネジメントの重要性。

クリエイターだけじゃ、会社は回らない。
クリエイターに働いてもらうために、動く人間が必要である。

それが、僕の会社ではディレクターだと思っている(僕個人の考えだが)。
むしろ、ディレクターはクリエイターであってはいけない。

■ディレクターに求められる能力
・マネジメント能力(すごく重要)
・客観的視点(判断能力)

クリエイティブは、必要な要素ではあるが、マストではない。
社会人として、当たり前のことが当たり前にできることが一番重要だ。

そういう意味では、この本を読みながら思ったのだが、
妻の存在のありがたさを感じた。
感謝している。

結婚したことで、妻と一緒にいることで、
やっぱり、自分の考え方というのは、広がったと思う。
男性は、一点集中型が多い。

僕は特にそう。
興味のないものには、まったく、興味がない。
それが、もったいないことを気づかせてくれた。

結婚して、子供作って。
きっと、僕は知らない間に、
妻と出会う前とは全く違う人間になったんじゃないかな?




佐藤 悦子
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Web標準XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。

本日は、品川でクライアント先で説明会に出席。
次の案件では、WEB標準に準拠したマークアップが必要になってくる。
大きなクライアントなので、ルールが細かい。
まるで、システム開発だ。

これからの何年かで、WEBサイトの開発は
より、システム開発(あるいは雑誌編集、テレビ番組作成)に工程が近くなるんじゃないかなと思っている。

WEB標準ってなんだっていうと、一言でいうと
「ルールに沿ったコーディング」なんだけど。

まぁ、ユーザービリティとかいろいろ言われてるけど、
結局は、再利用可能な(再利用しやすい)コンテンツをつくろうよ。ということのような気がする。

Web標準に沿ったコーディングをすれば、システムとの連携もやりやすい。
コンピュータに優しいWebサイトになる。
すると、再利用がすごく楽になる。

コンピュータに優しいということは、検索エンジンにも優しい。
すると、検索でヒットするから、PV数があがるって寸法。

で、案件の話に戻ると
今回は、特にディレクションが大事になってくると思う。
正直、デザインやコーディングは難しくはない。
最初の設計の段階が、すごく重要。
どれだけ、設計に時間をさけるか?

下記の本は、XHTMLとCSSの本。
自分の甘い認識を痛感。あと、何冊かこの類の本を読まないと次の案件には対応できなさそう。

2008年4月20日日曜日

新しい道

昔の取引先で、PMの立場にあった尊敬する先輩が、1月に会社を退社されていた。
退社の理由は、プライベートな内容だったそうだが、
きっと、給料とか、仕事の内容とかいろいろ会社に対して不満もあったはず。

しかし、会社はなぜ彼を引き止めることができなかったのか?
そこが、不思議な点である。
外の会社から見ると、彼は、有力な幹部候補で、
大きく黒字を出しているプロジェクトを運営するには欠かせない人物だった。

「彼で、なくても利益を出せる」

という判断がそこにはあったのだろう。
でも、寂しいなと思う。あれだけ、がんばって、簡単に止めさせてしまう会社。

仕事は、
・企業と企業
・企業とお客
で成り立つものだけれど。。。

人と人が、それを結ぶ。人と人の間で行われるものが仕事だ。
僕は人を大事にした仕事をしたいものだ。

で、何がいいたいかというと、
人が簡単に辞めていく会社というのは仕事のやり方と経営者、或いは辞める人の上司の人間性
に問題があるんじゃないか?
仕事のやり方に問題があるんじゃないか?と思う。

だから、社員の退社をきっかけにするのでもいいから、
どこが悪かったのかを、企業は考えるべきだ。

僕ら一社員も、少なからず考えるべきだ。

2008年4月18日金曜日

反省 まだまだ甘い!

納品の緊張から、やっと?開放された、ここ最近。
戦士にも休息が必要だなどと、甘えたことを言っていた矢先。

本日作成した見積もりを見て、事業部の上司が一言。

「これは何を想定して、見積もっているの?」

その瞬間、心の中で、「しまったぁ」。
上司に指摘されたところは、正直、こんな感じだろ?と甘い見積もりをしていた。

他の部分は、しっかり論理だてて、見積もっていたのだが、
そこだけ
論理が抜けてた。手抜きだ。

プロ失格だと反省です。

こういう手抜きが後々、響いてくる。
だから、見積もり段階から、手を抜いていいところなんて一つもないんだ。

【見積もり作成時の注意】
・成果物は見えているか?
・何がわかっていて、何がわからないか(不安要素)が明確か?
・作業範囲は明確か?
・期間、社内のリソースは問題ないか?

2008年4月14日月曜日

Google AJAX Search API  実装 二

Google AJAX Search API Playground をtypepadに実装しようと調査中。

typepadに「Google Custom Search Engine」を実装していたのだが、
広告が問題になり、「Google AJAX Search API 」に切り替えようというのが今回のテーマ。


1.APIを実装方法
----------------------
下記のような形であれば、実装可能。
Google AJAX Search API Playground
http://ajaxsearch.typepad.com/


2.実装したいイメージ
----------------------
サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/
上記サイトの検索欄のように、
検索するとページ遷移して、検索ページに移るようにしたい。


どうやら、「Google AJAX Search API 」だけではだめなようで、
SUNのサイトでは、「Google Custom Search Engine」を併用している。

しかし、このページ遷移をさせるというのは、開発が伴い
僕の技術力じゃ、すぐにはできない。

サン・マイクロシステムズのページのjavascriptsを時間をかけて読めばできそうだが。。。


以下、参考になりそう。
http://www.ibm.com/developerworks/jp/web/library/wa-ajaxintro9/






【関連記事】
Google AJAX Search API  実装一

2008年4月12日土曜日

アクセス解析 サイトカタリスト①

なぜ、アクセス解析をするのか?

それは、目に見える形で、
WEBというメディアに投下された費用の効果をまとめるためである。

テレビでいう視聴率である。

じゃぁ、その視聴率をまとめる仕組みというのが
アクセス解析なのだが、そのためのソフトというところで、
デファクトスタンダードというのがまだ、この業界にはない。

個人サイトであれば、google analyticsで十分である。

が、
企業サイトで、Webでの売上がメインの会社であれば、
より詳細な、視聴率調査(アクセス解析)が必要になる。
そこで、お勧めなのがサイトカタリストである。

1ページ1ページ詳細な、チューニングが可能であり、
グラフィカルナレポート出力が可能である。

Summit 08 | Tokyo | Home
http://www.omniture.co.jp/summit08/tokyo/home

SiteCatalyst導入および利用サポートサービス | バーチャルコミュニケーションズ

http://www.virtualcom.co.jp/content/view/431/3/


ディレクターに望まれる能力
・アクセス解析データをいかに見ることができるか?
・まとめることができるか?
・それを、サイトにどう反映することができるか?

これも、突き詰めていくとおもしろい。
自分ががんばって、提案して、改修されたサイトのPV数がどういう風に変わったか?
その上で、クライアントの利益が出たか?

数字から見える世界。

UPS 無停電電源装置

UPS

停電などで、異常が発生したときに、一定時間電力を供給できる電源装置だ。
IT業界では、必須の装置。

一つのリスク管理だと言える。
日本は、停電が非常に少ないので、普段は、停電になったときのことなど
意識することはないが、24時間Webサービスを提供する立場に立つと、
電源が落ちるということは死活問題である。

PC。特に、サーバーは、順番に電源を落とさないと
データが消失することがある。
(もちろん、WindowsやMacだって同じことだが。。。)

ITの世の中、「データ」の価値は非常に大きい。
もし、データを損失したときの、保障はどうなるのか?
考えただけで恐ろしい。

だから、大手企業のデータセンターや有名ホスティングサービスの
サーバー管理は非常に重層なリスク管理が行われているに違いない!

UPS製品の情報は以下を参照↓
http://www.omron.co.jp/ped-j/index.html


無停電電源装置 - Wikipedia
無停電電源装置(むていでんでんげんそうち)は、入力電源に停電などの異常が発生しても一定時間は停電することなく電力を供給し続ける電源装置である。一定時間を超える停電には非常用発電機を併用したり、安全にコンピューターなどを終了させる機能を併用するのが一般的。

一般にUPS (Uninterruptible Power Supply) と呼ばれることが多い。交流出力のものと直流出力のものがある。日本において交流出力のものはCVCF (Constant Voltage Constant Frequency, 定電圧定周波数) 電源と呼ばれることがある。これは無停電電源装置が、かつては交流の安定化電源として利用されることが多かったためと言われる。

2008年4月10日木曜日

Google AJAX Search API  実装一

Google AJAX Search API を右ナビに追加

Google AJAX 検索 API - Google Code
http://code.google.com/intl/ja/apis/ajaxsearch/
Controlling Expansion Mode - Google AJAX Search API Sample
http://www.google.com/uds/samples/apidocs/expandmode.html
Tadaoh Blog: Google AJAX Search API
http://www.tadaoh.net/blog/archives/2006/10/google_ajax_sea.html
Movable TypeにGoogle AJAX Search APIを利用した検索機能を実装 - WEBデザイン BLOG
http://weblibrary.s224.xrea.com/weblog/mt/custom/movable_typegoo.html



なかなか、おもしろい。サクサク動くのがここちよい。
画面遷移なしで、検索できるところがよい。
時間があれば、右ナビに設置した検索窓を試してほしい。

以下のような方法で、検索対象を限定することで、サイト内検索にも使える。
------------------------------------
var searchControl = new google.search.SearchControl();
var siteSearch = new GwebSearch();
siteSearch.setUserDefinedLabel("ラベルの名前");
siteSearch.setSiteRestriction("検索対象にしたいURI");
searchControl.addSearcher(siteSearch);
searchControl.draw(document.getElementById("searchcontrol"));
------------------------------------

また、タブ表示も、イイ感じです。
http://www.google.com/uds/samples/apidocs/tabbed.html

2008年4月5日土曜日

多忙につき、、、更新できず

新年度。新入社員が我が社にも入ってきた。
フレッシュマンは生き生きしていて、見ていて心地よいものだ。

なれど、4/1から続く、納品ラッシュで、バタバタしていて、仕事は落ち着かない。

毎日、残業、残業。
納品前には仕方ない(もはや、醍醐味ですよ)。

さて、今回、とあるクライアントにサイトに「レコメンデーション機能」を実装したのだが
これが非常によい。
小気味良い動きである。

WEBサイトは、階層構造が基本なので、商品ページと商品ページの連携がどうしても取りづらい。その欠点を補うものとして非常によいのだ。

[参考]
ユニクロのサイト
ユニクロオンラインストア [store.uniqlo.com]

レコメンデーション機能により、普段見ないであろうサイトまで見ることができる。
amazonで本を買うとき、ついでに、レコメンデーションされている本が意外と参考になったりする。

レコメンデーション機能のしくみは大きくわけて二つだ
1.他人の過去の購買データの統計的類似性を利用
2.あらかじめ決められたルールによって表示

ここは、自分の課題でもある。
レコメンデーションの意義をしっかり噛み砕いて、クライアントに提案できるようにしておく必要がある。
(今回は、クライアントが理解ある人なので、すんなり企画が通った。)

また、レコメンデーション機能を生かすには、そのサイトの情報設計がしっかりしていないと活かせない。
ここら辺も、まとめる必要あり!


レコメンデーション

電子商店などで、ユーザの好みを分析し、各ユーザごとに興味のありそうな情報を選択して表示するサービスのこと。簡単なところでは、Webサイトで顧客層ごとに異なるトップメニューを用意することもリコメンデーションサービスの一種といえる。ユーザの購買履歴やあらかじめ登録してもらった趣味などの情報から、似たような傾向を示している他ユーザの興味対象を表示するサービスや、オペレータがユーザの希望に対して個別に適切な情報を配信するサービスなど、高度なサービスも提供されている。ユーザにとっては自分の欲しい情報にすばやくアクセスできる可能性が高まる一方、提供企業にとっては顧客の商品購買率を高められるなど、双方にメリットが大きいサービスとして急速に普及が進んでいる。