2008年10月30日木曜日

新卒説明会

本日は、ディレクター志望の大学生が会社訪問で、会社に来た。
座談会という形で、上司とともにディレクターの仕事について大学生に話す機会をいただいた。

とても、新鮮な気持ちになった。
これから、社会に出ようとする大学生の言葉は、非常に初々しくて刺激的だ。

やはり、異なる世代の人間と話をするのは刺激を受ける。

もう、大学卒業して5年になるんだなーと実感。
よく考えれば当然なんだけど、今年社会人になる大学生たちは、中学生のころから、
インターネットの高速回線(ADSL)で育ってきた世代なんだということ。

これって、結構すごいことだと思う。


また、自分の目標を見つめ返すよい機会になった。

2008年10月29日水曜日

社内セミナー

先日、社内セミナーの講師を賜ることとなり、社内セミナーを開いた。
人前で、何かを伝えるというのは、なかなか無い経験だったので、緊張した。

内容は、ペルソナセミナーのフィードバック。
下記、blogの筆者のセミナーに前に参加していて、そのフィードバックである。
DESIGN IT! w/LOVE
http://gitanez.seesaa.net/

準備不足もあり、伝えなきゃならないことの半分くらいしか伝えられなかったのではないか?
それにしても、人に伝えるのは難しい。もっと、うまくなりたいなと思う。
11月も、もう一度、社内セミナーの講師をすることになるので、次はもっとうまく行いたいと思う。




○備考
ペルソナ/シナリオ法が実際に使われたケース
・windowsのOSが作られたとき
・大手自動車会社の製品 などなど


■講義アジェンダ
・デザインとは何か? 「デザイン」の再定義
・ペルソナシナリオ法
・ユーザー中心のデザインについて


  1. デザインとは何か
    行おうとすることや作ろうとするものの形態について、
    機能や生産工程などを考えて構想すること。
    意匠。設計。図案。
    「大辞林」より

  2. Web制作とデザイン

    1.デザインはスタイリングではない。
    2.デザインの成果は人間の目的に適応した人工物。
    3.デザインには誰もが習得できる方法がある。
    4.日常生活の観察がデザイン問題の解決につながる。
    5.デザインはディレクション、プロデュースと同義

  3. ウェブサイトではなく人々の暮らしをデザインする。
    ものをつくることは、生活文化を作ること!

    ・現在の人々の暮らしにどんな問題があるか?
    ・問題を理解し解決策を導くためには、どのようなデータが
     必要で、それにはどのようなデータ収集・分析を行えばよいか(問題の解決方法の検討)
    ・問題を解決するためにはどんな人たち・素材・技術が必要か(資源配分の問題)
    ・問題そのものをデザインに関わる人の間でどう共有するか(デザイン問題の表現)
    ・問題は具体的にどのような下位問題の集合としてあり、下位問題同士はどんな関係性
     を持ち、問題全体はどういう構造となっているのか(問題の細分化・構造化)
    ・下位問題のそれぞれの解決策にはどういうものがあり、それらの
     解決策を最終的にどのように統合して組織化するか(問題解決・デザイン組織化)
    ・解決策は技術面・社会面・経済面・資源面から見て実現可能なものになっているか?
     (プロトタイプによる検討、その他実現可能性の検討)
    ・その解決策は本当に問題の解決になるのか?(解決策=デザインの評価)


  4. デザインとは、問題を解決すること

    問題を発見するために事実を見る
    整理・構造化することで問題を正しく理解する
    問題の解法を考える
    思いついた解法を整理してシンプルな形にする
    解法を具体的なモノのレベルに落とし込む
    本当にそれが問題の解なのかを検証する

    問題解決の一つの手法として
    ペルソナ/シナリオ法


  5. ペルソナ/シナリオ法とは
    ペルソナ/シナリオ法は誰のためのデザインなのかを
    考えるための手法

  6. ペルソナ/シナリオ法概要
    架空のユーザー像であるペルソナが、どのようにモノを使って
    自分の問題を解決していくかをシナリオに描くことで、
    デザインのコンセプトを明示する方法。

    ペルソナ基本文書
    :道具の利用に影響を与える、ユーザーの役割、ゴール、知識レベルや好き嫌いを明示したもの。

    ペルソナ行動シナリオ
    :ペルソナの行動(=モノとのインタラクション)を、その行動背景とともに物語風に描いたもの。

  7. ペルソナ/シナリオ法のスコープとメリット
    1.ペルソナは、特定のターゲットユーザーの要求を満たすための
      デザイン・コンセプトを考え、明示する方法。
    2.ペルソナはイノベーションや既存にないものをつくる際に役立つ手法。
    3.ペルソナはユーザーの現状の事実を把握することによる仮説発見の手法
    4.ペルソナは専門領域の異なる様々な人々によるコラボレーションを可能にする。
    5.ペルソナは複数の異なるチャネルをつなぐ

    現状のあるべき姿と理想のギャップを
    明確化!

  8. 「もの」のデザイン、「こと」のデザイン
    ユーザーの行動や経験そのものを
    デザインする

  9. UCDの7つの作法
    1.ひとりで考えない
    2.手を動かしながら考える
    3.議事録を書く
    4.計画を立てて行動する。
    5.リズムをつくる=習慣化する
    6.戦略的に本を読む。
    7.何度も検証しコンセプトを壊す。







  • 2008年10月21日火曜日

    あなたの話はなぜ「通じない」のか

    ほぼ日に記事を連載している
    山田ズーニーさんの本。

    僕らの仕事もコミュニケーションが大事な仕事であり。
    参考になることが多く。考えさせられることが多かった。

    ズーニーさんの本はすごく腑に落ちる。
    「スッ」と心に染み込んでくる。

    ちょうど、今の僕が探しているヒントのひとつがここにあるからだと思う。

    コミュニケーションに悩んでいる人、仕事がうまくいかない人に是非読んでもらいたい本である。
    すぐには、効き目は出ないと思うけど、じわじわ効いてくる。そんな本だ。


    それにしても、いいタイトルだなぁと思う。




    2008年10月20日月曜日

    仮説思考

    最近、よくやっているのが、「仮説思考」。
    マッキンゼーなどの、コンサルティング関係の本を一時期読み漁っていた効果が出てきたようだ。

    よくわからない案件や、要件が決まっていない案件に対してのアプローチ方法。
    早い段階で、「仮説」を立てて、それに対して検証していく。


    「よくわからない案件」って、意外にあるのだ。
    何をやったらいいかわからない。
    闇雲に、読書なんかしてても、答えなんか見つからない。

    だから、答えを作ってしまう。
    答えを決めたら、それに対して進むしかない!

    間違っていたら、考え直せばいいだけだから。気持ちも楽。

    仮説-調査-検証-選択 の繰り返し。


    なぜ、仮説を立てるのか?
    それは、あらかじめ範囲を絞れるからだ、
    答えはきっと、あの変だ。と決めたら
    その周辺を調査すれば、なんとなくその仮説があっているかどうか見えてくるものだ。
    (なんて、抽象的な言い方だろう・・・嘆)


    この考え方って、実は、相手の立場になって物を考える
    ということに似ている。

    お客さんは、上司は、同僚は何を求めているのか?
    これかな?
    じゃぁ、どうやったら、解決できるかな?
    きっと、こうだな。

    ね、普段から、仮説思考。やってるんだよね。


    「仮説思考」で、検索してみたら、意外や意外、いろいろ引っかかった。
    ※そんな言葉があったのね。

    仮説思考で仕事をしているとき、だいたい下の3つで考えている。
     ・ゼロベース思考
     ・フレームワーク思考
     ・オプション思考

    ■ゼロベース思考
    積み上げ方式。順番に考えていく。

    ■フレームワーク思考
    既存のテンプレートを元に考える。

    ■オプション思考
    複数の選択肢、可能性を常に意識して考える。

    僕個人的には、「ゼロベース思考」「フレームワーク思考」で、考えている。
    「オプション思考」はほぼできない。(ここが、足りない点なんだと今気付く。)

    2008年10月19日日曜日

    ファミリー鉄道展2008

    小田急のファミリー鉄道展へ海老名いってきました。
    http://www.odakyu.jp/familytrain/index.html
    パパは普段乗っている電車ですが、息子は大興奮!!!

    途中、息子のお友達(つぐりんこ)と遭遇!
    ビナウォークで、お友達と遊んでる姿を見て、大変楽しかったです。
    生き生きしている笑顔だなーと。

    日曜も日曜で、偶然!遭遇し、
    ビーキッズ、近くの公園とご一緒!
    息子は大興奮でした。
    エンドレス、滑り台!

    息子はご満悦のようで、昼寝もしっかりしました。
    パパも一緒に昼寝でした。

    2008年10月16日木曜日

    ディレクターの武器!

    ディレクターが一番使うツールは何でしょう?

    私がよく使うのは、Word、Excel、PowerPointです。

    イメージを形にするために、まず、アイディアを紙に書き込みます。

    それをデータ化していきます。



    クライアントにわかりやすく、フォーマットに汎用性があるというところで、

    今のところMS製品は、最強のTOOLです。




    イメージを共有する」ということが非常に大事になります。

    本当は、形式は何だっていいはずだから。



    ■代表的なドキュメント

    ・提案書

    ・要件定義書

    ・スケジュール表

    ・サイトマップ、ストラクチャ、遷移図

    ・設計書

    ・指示書





    フリーの製品や、Google Docsのような、便利なWebアプリもありますが、

    豊富な機能と、便利なショートカット、マクロ機能など、MS製品のほうが、一歩も二歩も便利な点があります。

    先人の豊富な知識がWebにアップされているという点も見逃せません。



    Excelで処理したい簡単な機能は、ほぼWebに解説があるといっても過言ではありません。



    ディレクターにとって、ツールは

    新聞記者の「ペン」と同じです。



    だから、何も考えないで、ツールを使えるようになっていることがベストです。



    でも、なかなかそれは、難しい。



    だから、私が進めるのは、

    紙に書くこと



    紙に書くことはその作業自体、何も考えないで行えるので

    思考に集中できます。

    そう考えると一番大事なのは、
    自分の考えを、自分にあった形で、尚且つみんなにわかる形で出力する方法を見つけることなのかなと思います。


    2008年10月15日水曜日

    OBセッション

    先週の土曜日は、大学のJAZZ研究会のOBセッションでした。
    懐かしい顔にたくさん会えて楽しかったです。

    また、現役生と話ができたのもよかったなー。

    ここ数年思うのは、現役生の演奏がうまいこと、うまいこと。
    楽器経験者が多いのかな?

    セッションは、そんなに弾きませんでしたが、
    Bスタジオ?で、現役生のサックスとギターの子にいろいろ教えていると
    あぁ、僕もこんなだったなぁと思いました。

    現役生に少しでもいい影響が与えられたら、
    何よりです。

    2次会では、OBの先輩方の熱い!話も聞けて、
    楽しかったです。
    僕も、10年20年たっても、音楽に対する情熱をもっていたいし、
    細々とでもいいから、楽器を続けていこうと改めて思いました。
    (サークルを作った1期生やその下の世代と今でもつながりをもっているサークルって素敵だね。
    ちなみに、僕は23期くらいだと思われる)

    いい影響つながりで、、、下記スケジュール
    水道橋にあるお店のスケジュールなのですが、
    10/25のライブは
    僕が20歳のころ、もっとも衝撃を受けた、二人の人物のライブです。
    http://www.tokyo-club.com/schedule/index.cgi?d=25&m=10&y=2008

    いいも悪いも「出会い」は大事だと
    何ヶ月か前に、妻と話す機会がありました。

    人と人が出会うことで
    何かが動き始める。

    そう思うと、なんかこう、ちょっといい感じな気がする。
    物と物とが触れ合うと、「摩擦」が生まれるけれど、それもいい化学反応にしていきたいなー。





    …最近のblogは日記的なので、Webディレクションについて、もう少し書いていきたいと
    少し、反省。

    2008年10月8日水曜日

    Wedディレクターの日常 クライアント訪問2

    本日は、午前中、クライアント先訪問(最近、多いね)。
    9末に納品を済ませたお客様先。

    納品物の内容の再確認と、注意点の整理、お客様の近況などを聞く。
    また、次の展開の話も。この次の案件は、残念ながら別のディレクターが担当予定。

    午後は、いつもの運用業務。
    プラス、細かい見積もりや雑務をこなす。
    今日もあっという間に、一日が終わる。
    10月の初旬に、運用案件がらみで、細かい作業がどっさりできてしまった。
    数がたくさんあるので、効率的にこなさなければ、絶対に終わらない!

    次の新規案件に備え、もっと、Webの知識を頭に叩き込まなければ!!!
    知らないことは山ほどある。
    次の案件には、何が必要で、何をするべきか?
    テーマをしっかりと決めて進むのが大事。


    さて、今週末は久々に、大学時代の所属サークルのJAZZ研究会のイベントがあり、
    非常に楽しみにしている。
    ここ、2年ほどギターから気持ちが離れていたので、前回、前々回のセッションでは物足りなさが残っていた。
    で、やっぱり、音楽がある生活、楽器を弾く生活は大事だ!とこの3ヶ月ほど、一週間に一度は必ずギターに触る!という目標たてて、実施。
    幾分か、指は動くようになってきた。
    やっぱり、続けることが大事である。
    継続は力なり!

    決まってセッションが近づくと
    ウェスモンゴメリ
    のCDを聞く。

    僕のギターの原点のひとつ。
    彼のようにギターが弾けたら最高だろうな。


    仕事にプライベートにメリハリをつけてがんばるぞ!!

    Wedディレクターの日常 クライアント訪問

    手持ちの案件に余裕が出てきたので、
    本日は、午後からいつも運用を任せていただいているクライアントを2社訪問。

    昨日と、一昨日の空いている時間で仕上げた、簡易の提案書とアジェンダ持参でMtg。

    背中に汗をかきつつ、
    日ごろの運用の報告と、
    これからのサイトの方向性について
    クライアントの会社の近況などを話した。

    やっぱり、お客さんと顔を突き合わせて話をするのは大事だ。

    今回、意識したのは、話の流れを大事にすること。
    提案書を書く前に、Mtgのアジェンダをよく考えて作った。
    Mtgで、何をするか?何が目的か?
    それが、わかっていないMtgは不毛だ。



    気持ちよく帰ってくると、会社のPCのメールボックスからは、
    別のクライアントからの依頼メールが、いっぱい。

    そんなこんなで、22時まで、あっという間に過ぎました。

    マイケルブレッカー

    ツタヤで借りた、マイケルブレッカー最後のアルバム。

    聖地への旅
    PILGRIMAGE / MICHAEL BRECKER
    http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/michael_brecker/uccm1116.html

    泣けるね。
    これが、最後のアルバムかぁ。
    最強のメンバー。

    死ぬ間際まで、音楽に生きる。
    すごいなー。

    大学生のとき、ブルーノート東京にマイケルブレッカーカルテットを聴きにいったことを思い出した。
    あの時は、ただただ唖然として聞くばかりだったなぁ。

    JAZZ聞いてると、やっぱり、いいなぁと思う。
    演奏したいな。

    でも、テイルズフロムハドソンや、ハービーハンコックのニュースタンダードを聞いたときの衝撃は正直ない。

    2008年10月6日月曜日

    ディレクタ-の日常

    Webディレクターってずいぶんクリエイティブな仕事のような響きがする。

    でも、実際、うちの会社のディレクターの仕事は、一般の人がいう「クリエイティブ」な仕事というのは、なかなかできない。
    それが、残念とかじゃなくて、ここではクリエイティブの概念の話がしたい。

    僕は、どうかというと、実際、flash全開!見たいなサイトも、もっと作ってみたいが
    実は、もっと大規模なサイトがやりたかったりする。

    いま、ここでしかできない仕事がしたい。
    それは、別にflashじゃなくたっていいわけだ。

    むしろ、3年後、5年後を考えると、早く、500万、700万、1000万クラスのWebサイト構築プロジェクトに参加したい。いわゆるデザイン的な意味でのクリエイティブなディレクター、クリエイターは数いるが、
    プロジェクトマネジメントと大規模サイト構築のプロフェッショナルなディレクターはまだまだ、少ないと感じる。

    だから、この3年で、僕はその道の「プロ」になりたい。
    それには、それなりの努力と根性が必要だし、かなりの勢いでこれから突っ走らなければならない。
    現在は、じゃぁ、どうやってやるのが、一番楽なのかを考え中。

    さて、話は戻るが、クリエイティブな話。

    エクセルの使い方一つ。テキストエディタの使い方ひとつにも、「クリエイティブ」はある。
    美しいソースコードを見たときは感動を覚える(この感覚はプログラマーじゃないとわからないか?)。
    要はね、今やってる仕事を深く追求すればするほど、その仕事は「美しく」なり、かつ「クリエイティブ」
    であるんだ。

    で、上の画像だがが、
    社内の某チーフのデスクにある「リラックマ」。
    リラックスが大事です。気持ちを楽にもつこと。
    もう、がんばるなんて、そういうのじゃなくて、楽に目標を実現できるために努力する(結局大変なのだが)!

    僕は、早く帰れるとき(職種柄、毎日は300%無理!)は「定時」に帰ると決意した。
    明日できることは、明日する。
    定時に帰ると決めると、そこから逆算してやることを決める。
    意外と、集中できるもの。

    2008年10月2日木曜日

    Webディレクターのメール術を書いてみたけど書いてみたけど

    メール管理術
    http://fuminorimorioka.blogspot.com/2008/09/blog-post_8617.html

    メール術なんてかいてみたものの、昨日の夜、自分が社会人二年目あたりの仕事メールを読み返してみたら、あまりにひどくて情けなくなった。もう、顔が真っ赤になるほどヒドイ。

    自分の会社の新人なんて、社会人経験半年だけど、
    社会人二年目の僕よりよっぽどいいメールを書く。

    過去を振り返って反省することも、たまには必要だ。
    自分の立ち位置をチェックすることは、前に進むことと同じくらい重要な作業だ。
    (それがいいたかったのです。←ほんとか?!)

    メール一つで、随分変わると思う。
    自分の仕事のたな卸しをどこかでやることをオススメする。
    自分の仕事方法が正しいかどうか、定期的なチェック。
    そうすると、新たな発見があるかもしれない。

    Webディレクターの仕事

    会社のblogに寄稿するにあたり、Webディレクターとは何ぞやから、初めて掘り下げていこうと考えていた矢先、下の2件のblogを読んだ。



    Webディレクションやってます blog 3年後のWebディレクターを目指し考える時期が来ました。(追記あり)
    http://web-directions.com/director/index.php?ID=434

    泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 今後のwebディレクションと製造業
    http://hamkatsuya.blog104.fc2.com/?no=137


    ★下記、いつも以上にまとまり無いです。★



    やっぱり、長年ディレクターをやっている人はいろいろ考えていると思う。
    僕なんて、まだ所詮11ヶ月の新米ディレクターだからなぁ。。。

    なんで、デザイナーでもなく、マークアップエンジニア、プログラマーでもなくディレクターを選んだのか?
    一年前の転職するときのことを思い返した。

    いろいろ考えていたけれど
    複数の人でものづくりができるポジション、指示をするポジションという職位につきたいという考えがあった。仕事に対する対価を得るには、一人でできることというのはすごく限られているものだ。
    将来のキャリアパスとして、30歳になる前に、Webサイトの大きなプロジェクトを経験したいという希望があった(これは、まだ未体験 ⇒ 手始めに、500万を超える案件を回してみたい)。

    そんな感じで、ディレクターになって11ヶ月。
    現時点での僕のディレクターという職業の認識は、ディレクターはSEに近いということ。
    要件を定義し、スケジュール管理をし、メンバーをまとめ納品物を作成する。
    まさに、僕が、短い間ではあったけれど在籍したソフトウェア業界と同じだ。

    キャリアパスも同じように引かれていくと思う。
    ※ここでは、ディレクターがマークアップエンジニアや、デザイナーより立場が上であるとか
    そういう意味で、記載しているわけではない。

    ■Web業界の理想的なキャリアパス
    マークアップエンジニア、プログラマー、あるいは、デザイナーを経験し
    その上で、ディレクターになり、その後、プロデューサーになる。

    このキャリアを歩くことで、下流から上流まで俯瞰した視点を持つことができる。

    残念ながら(?)、僕自身は、いきなりディレクターになってしまったので、
    この点、一番のハンデだと思っている(継続的な個人学習が必要)。


    ここまでで、何がいいたいかというと、そろそろ
    どのWeb製作会社も、新人さんにちゃんとキャリアパスが見えるような体制にしていかないとだめなんじゃないかと思う。
    若者をつぶしていく会社にいたくない。

    ここからは、自分の考え
    3年後、5年後、10年後の自分のために、
    一日一日、大切にすべきだ。
    自分のキャリアパスを考え、まず3年後の自分が「得」するような勉強をしてみよう。
    3年後にどうなっていたいかをよく考える。

    自分だったら、3年後は30歳になっている。
    そのころに、Web業界の市場規模がどうなっているかわからないが、、、
    1000万規模の案件をまわせるディレクターになっていたい。

    テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、から確実に広告費はWebに流れてきている。
    3年後、5年後に、必ず自分は、1000万規模の案件がある場所にいなければならない。
    そのために何をすればよいか?

    目標から、スケジュールを逆算していく。
    仕事と同じだ。



    やっと、上記のblogに話が戻るけれど、
    「3年後のWebディレクターを目指し考える時期が来ました」

    まず、これからのWeb業界の流れの予想。

    僕の予想は、Web制作の業界は、確実にSler業界に近づくと思う。
    なおかつ、Slerのようになる制作会社と、広告業界のようになる会社との二極化にわかれる。
    企業サイトとキャンペーンサイトを作る会社が完全に住み分けをする。

    企業サイトをつくる会社に関しては、淘汰されて、業界TOPの数社が受注するようになる。
    キャンペーンサイトは、大手代理店が独占。代理店経由で製作会社に依頼されるようになる。

    上記は、現在も、ほぼこういう状況だけど、もっと明確になると思う(まぁ、何の根拠もない意見だけど)。
    全部、根拠の無い予想ですが
    体制としては、やっぱり、システム業界と広告業界と同じようになっていくんだと思う。



    では、Webディレクターは(やっと本題にもどった)

    企業サイトを作成するような製作会社では、細分化されるのではないだろうか?
    進行ディレクターと、アートディレクターと、システムディレクター。(なんとなくやってる会社はあるよね)

    スキルの面では、ディレクターの底辺のスキルは低下していき。
    賃金もどうように低下していく。

    結局、専門的なスキルを持った人じゃないと、対応しきれなくなっていくと思う。
    Webの知識が広くありながら、専門領域をもっている。


    ここまで、書いてきてなんなんだけど、
    ほかの業界と同じで、普通の業界になるじゃないかな?

    誰でも彼でも、勉強なしに入れる業界じゃなくなるってことですな。
    もう少し、一般的なことを書こうと思ったが、現時点では、僕自身あまり他人のことは興味がないみたい。
    自分が生き残るだけで精一杯というところ。

    頭の中は、もやもやだけれど、少し明確になった気がした。