2008年10月2日木曜日

Webディレクターの仕事

会社のblogに寄稿するにあたり、Webディレクターとは何ぞやから、初めて掘り下げていこうと考えていた矢先、下の2件のblogを読んだ。



Webディレクションやってます blog 3年後のWebディレクターを目指し考える時期が来ました。(追記あり)
http://web-directions.com/director/index.php?ID=434

泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 今後のwebディレクションと製造業
http://hamkatsuya.blog104.fc2.com/?no=137


★下記、いつも以上にまとまり無いです。★



やっぱり、長年ディレクターをやっている人はいろいろ考えていると思う。
僕なんて、まだ所詮11ヶ月の新米ディレクターだからなぁ。。。

なんで、デザイナーでもなく、マークアップエンジニア、プログラマーでもなくディレクターを選んだのか?
一年前の転職するときのことを思い返した。

いろいろ考えていたけれど
複数の人でものづくりができるポジション、指示をするポジションという職位につきたいという考えがあった。仕事に対する対価を得るには、一人でできることというのはすごく限られているものだ。
将来のキャリアパスとして、30歳になる前に、Webサイトの大きなプロジェクトを経験したいという希望があった(これは、まだ未体験 ⇒ 手始めに、500万を超える案件を回してみたい)。

そんな感じで、ディレクターになって11ヶ月。
現時点での僕のディレクターという職業の認識は、ディレクターはSEに近いということ。
要件を定義し、スケジュール管理をし、メンバーをまとめ納品物を作成する。
まさに、僕が、短い間ではあったけれど在籍したソフトウェア業界と同じだ。

キャリアパスも同じように引かれていくと思う。
※ここでは、ディレクターがマークアップエンジニアや、デザイナーより立場が上であるとか
そういう意味で、記載しているわけではない。

■Web業界の理想的なキャリアパス
マークアップエンジニア、プログラマー、あるいは、デザイナーを経験し
その上で、ディレクターになり、その後、プロデューサーになる。

このキャリアを歩くことで、下流から上流まで俯瞰した視点を持つことができる。

残念ながら(?)、僕自身は、いきなりディレクターになってしまったので、
この点、一番のハンデだと思っている(継続的な個人学習が必要)。


ここまでで、何がいいたいかというと、そろそろ
どのWeb製作会社も、新人さんにちゃんとキャリアパスが見えるような体制にしていかないとだめなんじゃないかと思う。
若者をつぶしていく会社にいたくない。

ここからは、自分の考え
3年後、5年後、10年後の自分のために、
一日一日、大切にすべきだ。
自分のキャリアパスを考え、まず3年後の自分が「得」するような勉強をしてみよう。
3年後にどうなっていたいかをよく考える。

自分だったら、3年後は30歳になっている。
そのころに、Web業界の市場規模がどうなっているかわからないが、、、
1000万規模の案件をまわせるディレクターになっていたい。

テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、から確実に広告費はWebに流れてきている。
3年後、5年後に、必ず自分は、1000万規模の案件がある場所にいなければならない。
そのために何をすればよいか?

目標から、スケジュールを逆算していく。
仕事と同じだ。



やっと、上記のblogに話が戻るけれど、
「3年後のWebディレクターを目指し考える時期が来ました」

まず、これからのWeb業界の流れの予想。

僕の予想は、Web制作の業界は、確実にSler業界に近づくと思う。
なおかつ、Slerのようになる制作会社と、広告業界のようになる会社との二極化にわかれる。
企業サイトとキャンペーンサイトを作る会社が完全に住み分けをする。

企業サイトをつくる会社に関しては、淘汰されて、業界TOPの数社が受注するようになる。
キャンペーンサイトは、大手代理店が独占。代理店経由で製作会社に依頼されるようになる。

上記は、現在も、ほぼこういう状況だけど、もっと明確になると思う(まぁ、何の根拠もない意見だけど)。
全部、根拠の無い予想ですが
体制としては、やっぱり、システム業界と広告業界と同じようになっていくんだと思う。



では、Webディレクターは(やっと本題にもどった)

企業サイトを作成するような製作会社では、細分化されるのではないだろうか?
進行ディレクターと、アートディレクターと、システムディレクター。(なんとなくやってる会社はあるよね)

スキルの面では、ディレクターの底辺のスキルは低下していき。
賃金もどうように低下していく。

結局、専門的なスキルを持った人じゃないと、対応しきれなくなっていくと思う。
Webの知識が広くありながら、専門領域をもっている。


ここまで、書いてきてなんなんだけど、
ほかの業界と同じで、普通の業界になるじゃないかな?

誰でも彼でも、勉強なしに入れる業界じゃなくなるってことですな。
もう少し、一般的なことを書こうと思ったが、現時点では、僕自身あまり他人のことは興味がないみたい。
自分が生き残るだけで精一杯というところ。

頭の中は、もやもやだけれど、少し明確になった気がした。