2008年4月20日日曜日

新しい道

昔の取引先で、PMの立場にあった尊敬する先輩が、1月に会社を退社されていた。
退社の理由は、プライベートな内容だったそうだが、
きっと、給料とか、仕事の内容とかいろいろ会社に対して不満もあったはず。

しかし、会社はなぜ彼を引き止めることができなかったのか?
そこが、不思議な点である。
外の会社から見ると、彼は、有力な幹部候補で、
大きく黒字を出しているプロジェクトを運営するには欠かせない人物だった。

「彼で、なくても利益を出せる」

という判断がそこにはあったのだろう。
でも、寂しいなと思う。あれだけ、がんばって、簡単に止めさせてしまう会社。

仕事は、
・企業と企業
・企業とお客
で成り立つものだけれど。。。

人と人が、それを結ぶ。人と人の間で行われるものが仕事だ。
僕は人を大事にした仕事をしたいものだ。

で、何がいいたいかというと、
人が簡単に辞めていく会社というのは仕事のやり方と経営者、或いは辞める人の上司の人間性
に問題があるんじゃないか?
仕事のやり方に問題があるんじゃないか?と思う。

だから、社員の退社をきっかけにするのでもいいから、
どこが悪かったのかを、企業は考えるべきだ。

僕ら一社員も、少なからず考えるべきだ。