2008年7月25日金曜日

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

頭がいい人が書く本は分かりやすい!
この本はまさにそうです。

サラリーマンが仕事で使えるフレームワークの元がここにはある。
結局、言葉とか知らないけれど、普段の仕事の中でやっていることが多いのだが、
それをフレームワークにあてはめる事で、より効率的に仕事ができるようになると思う。

この本の中で、勝間さんは
「知識のレベルで思考を止めない!」という。

物事を解決するときには、大きく分けて以下のプロセスを踏む
  1. 事実認識(知識、理解)
  2. 解釈(応用、分析)
  3. 問題解決(統合、評価)
僕自身にも言えることだが、1の事実認識の段階で止まってしまう若者が多い。
事実は、なんとか認識できた。
ただ、知識のレベルが低いから、現状を正確に理解できない。
正確に理解できないから、応用もできないし、正しい分析もできない(このフェーズにそもそも行けない)。
問題解決なんて、まったくできない。

このように、やっぱり、スタートが大事である。
まず、知識を得る。
たくさん本を読んだり、人に聞いたり。そして、理解する。
理解のフェーズで重要なことは、「手を動かすこと」
つくってみる。
やってみる。
体を動かすことが大事。
頭で理解できないときは体から理解するのが重要だ。

そもそも、経験が浅い人間が頭で理解できるわけがないのだ。
「仕事は体で覚える」⇒体で覚えていることを分析する「自分がやっていることを理解する」というほうが
仕事の覚え方としてはよいのかもしれない。

小学生のときを思い出して欲しい。
文字を習うのに、意味なんて考えていただろうか?
ただ、ひたすら見本を書き写す日々であったと思う。

さて、そこから、解釈するために
自分なりの当てはめ方でフレームワークを使いこなすのが大事だと
勝間さんは言う。

ここで、フレームワークが自由に使えると、問題解決の糸口がはやく見つかる。
フレームワークは、問題を具体化させるためのツールといえるだろう。

そこから、導き出した分析結果により結論を導き出す。
こう、文字にすると難しいようなことだが、
簡単な話、仕事をするために、
抽象的だった目的を、一つ一つ具体的にしていくにはどうすればよいか?
という話である。

一つひとつ確実にやっていくこと、簡単なようでなかなか難しい。