2008年7月29日火曜日

ヒューリスティック評価の原則

ヒューリスティック評価の原則

・シンプルで自然な対話を提供する
ダイアログに不適切な情報やめったに必要としない情報を入れない。ダイアログ中に余分な要素があると
適切な情報提供ができず、見た目も分かりにくい。すべての情報は自然で必然的な順序にする。

・ユーザーの言葉を使う
ダイアログはシステム中心の用語ではなく、ユーザーに馴染みのある言葉、言い回し
コンセプトを使ってはっきりと表現する。

・ユーザーの記憶不可を最小限にとどめる
てユーザーがダイアログのある部分から他のダイアログへ移ったとき、その中の情報を
覚えていなくても操作できるようにする。
つまり、システムの使用ガイドが見えるようにするか、
見たくなったときにいつでも引き出しやすいようにしおく。

・一貫性を保つ
異なる言葉、状態、行動が同じ意味を表しているかどうか、
ユーザーが迷わないようにする。

・フィードバックを提供する
妥当な時間内にシステムからの適切なフィードバックを提供し、今、何を実行している
のかを常にユーザーに知らせるようにする。

・出口を明らかにする
ユーザーはシステムの機能を間違って選んでしまうことがあるので、はっきりと分かる
「非常出口」を示し、別のダイアログを通らなくてもすぐにもとに戻れるようにする。

・ショートカットを提供する
アクセラレータ(初心者には見えない)があれば、経験者はインタラクションを早く
実行できるので、システムを初心者と熟練者の両方に対応させられる

・適切なエラーメッセージを使う
エラーメッセージは平易な用語を使って表現し(コードは使わない)、問題点を詳しく示し
建設的な解決策を提案する。

・エラーを防ぐ
適切なエラーメッセージよりも大切なのは、最初の段階でエラーが起こらないように
注意深くデザインすることである。

・ヘルプとドキュメントーションを提供する
システムがドキュメンテーションなしで使えれば、一番よいが、やはりヘルプと
ドキュメンテーションは必要だろう。
これらの情報は探しやすく、ユーザーの作業を重視した考え方で作成する。
また、実行すべきステップは具体的に指示し、簡潔にまとめる。


★ヒューリスティック評価法

インターフェースのユーザビリティの問題点を発見することを目的としている