2008年3月4日火曜日

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン

なるほど、うちの会社の先輩方の企画書の骨格はこれだったんだ!
と読後に納得した本。

本書は
「戦略、要件、構造、骨格、表層の5段階」に分けて、論理的に
ウェブ戦略の概要を展開する。

Webディレクターの主な役割は、「要件、構造、骨格」の部分になる。
かなり広い範囲。だからこそ、役割を構造化して理解しなければならない。

こういう概念はすごく大事である。
抽象から具体化への道筋をつけやすい。
自分のやっている仕事の意味を知るために大いに役に立つ。

自分の位置を知ることは、すべての始まりだ。
スタートとゴールを知らなければ、競争にもならない。
自分の位置を知って初めて、スタートラインにたったといえるだろう。

今やるべきことを具体化すること、やっていることの裏づけのため。
この本は、大いに僕らの背中を押すことになる。

WEBサイト構築は、何人かの人が携わることになる。
そのとき、その人それぞれの位置を明確に示すことこそ
ディレクターの仕事である。


ウェブ制作の標準化の基本になる。
* 戦略(Strategy):ユーザーニーズ/サイトの目的
* 要件(Scope):コンテンツ要求/機能要件
* 構造(Structure):インフォメーション・アーキテクチャ/インタラクション・デザイン
* 骨格(Skelton):インフォメーション・デザイン/ナビゲーション・デザイン/インターフェイス・デザイン
* 表面(Surface):視覚的デザイン

もう一度、読み直そう。
まだ、理解が浅い。