2011年6月4日土曜日

中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い!

宋 文洲さんの本。
いやー。おもしろかった。

日本の企業は、日本人は、「大」をヨシとする。
しかし、今の時代に、求められているものはそうではなく、
個別最適、一つ一つ、一人一人に最適なビジネス提案だ。

ホリエモン氏と村上氏のくだりは
おもしろかった。
田原さんの質問はいつもするどいなー。

「営業」担当の方は、ぜひ、ご一読を
耳が痛い話が多いけど。。。

■タメになった点
----------------------------------------
・営業が大きいと、大量に売ろうとして無理をする。
・やる気を起こすとは、無理しろということだからダメである。
・日本の営業は、感情的に、根性で売るから、無理した部分が全部無駄になる。
・日本は先進国中最低の成長率なんだから、中国を心配している場合じゃない。
・日本では国や大企業という組織に依存していて、個人が自立していない。
・国や会社に依存しない人のほうが、国や会社に大きく貢献できる。
・長く生き残るいい会社は、あえて、新規事業の機会をつかまない会社である。
・「総合」と名のつく全部門を持っているビジネスモデルが、いまいちばんたいへん。
・日本の新聞は、価値観の多様性に応えられないで、企業原理で成立しているだけ。
・アメリカ一極集中の時代が終わり、「無極化」の時代 = 「華僑の時代」がやってきた。
・「生きる力」とは「失敗に耐える力」である。