2008年2月4日月曜日

Webデザインワークフロー (ウェブクリエーターズバイブルシリーズ) / 生田 昌弘, 坂井 とわ子, 堀尾 保

この本はすばらしい!

しばらくは、僕の仕事のバイブルになるのではないか?
ここに書いてあるワークフローを実践するつもりだ。

ワークフロー。

決まったルールというのは、とても大事だ。
優秀なルールがあれば、底辺の底上げになる。

確かに、ルールを決めるという弊害もある。
自由が利かなくなる。それでも、僕は、ルールを決めるほうに価値を置く。

世の中、そんなに優れた人ばかりではないからだ。

また、ウェブ制作というのは、本当に多様な人と接することになる。
だから、ディレクターは確固たる信念をもって仕事をする必要がある。
大勢のスタッフの目的を意識させえるためのワークフローでもある。

抽象から具体化を導く手段なのだ。

機能するウェブサイトを作成するためには、機能する設計をする必要がある。
-------------------------------------------
機能するウェブサイトとは
ユーザーが必要な情報を、必要なときに提供してくれる
ユーザーがしたいこと、してほしいことを実現してくれる
ユーザーが潜在的に抱えている問題を察知してくれる
-------------------------------------------

ウェブサイトでは、ユーザーの問題を解決することを起点として、ユーザーとの関係が始まる。そしてこの「問題解決」関係を継続していくことによって、ユーザーとのよりよい関係づくりが実現できる。

つまり、問題解決型のウェブサイトは「カスタマーリレーション」を育む。

ウェブサイトでできること

・マーケティング
・サポート
・CI(コーポレートアイデンティティ)訴求


製品は、すぐに古くなるが、
方法論は、簡単には古くならない。
優秀な方法論は、時がたてば熟成していく。





生田 昌弘, 坂井 とわ子, 堀尾 保 / ソフトバンククリエイティブ(2003/07)
Amazonランキング:137520位
Amazonおすすめ度: