2011年7月19日火曜日

WebDesigningの中村勇吾さんのインタビュー記事を読んで

■2011年のWebDesign
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WebDesigningで中村勇吾さんのインタビュー記事を読んだ。
「これからのWebで新しいことを作り出すことは相当大変だ」という趣旨の
発言をされていた。

僕もこの意見にはすごく同意。
技術とかプラットフォームの進歩というのは、
2010年代はある程度落ち着きを見せてきた。

今までは、技術の進歩によって
表現できることが増えてきて、
その表現できることをうまく形にすれば
一度や二度の評価を得ることができたが、

今後は、
明確な「アイディア」や「デザイン」がないと
評価されない時代が来る。


「WebDesign」が
建築や、他のDesignと同じように
デザイナーの明確な意思を必要とする時代になる。

その中で、「よいもの」を創り続けることって
結構大変だと思う。

人を「アッ」と言わせる作品を創り続けることは
さらに大変。


■2004年のWebDesign
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振り返ってみて、自分が社会に出ようとしていた
2002-2004年位のWebDesignは今とは比べ物にならないくらい
稚拙なものだったかもしれない。

でも、当時はもっと、「ドキドキ」や「ワクワク」が
ブラウザの向こう側に存在していた。

情報の量も、質も、はるかに向上したが
当時の「ドキドキ」や「ワクワク」を果たして
僕は、仕事で提供できているか?

これは、これからの僕の課題である。