2011年7月6日水曜日

クラウド時代と<クール革命>

さすが、角川グループの会長の本。分かりやすい。

ITと自社のビジネスに関して一番危機感をいだいている人だからこそ
冷静に、現代の時代の状況を分析している。
クラウドとか、現状のITの状況に詳しくない方は、
ぜひ読むべき本だと思う。


これを読んでいると
日本もまだ捨てたものじゃないと思うし、
だからこそ、頑張ろうと思った。

■角川さんがいう「クール革命」
----------------------------------------
【大衆が「すごい」「カッコいい」「クール」と賞賛するモノや出来事が社会を変革していく。それが「クール革命」だ。】
----------------------------------------


○面白かったところ
・内向きな国の「オプト・アウト」と「フェア・ユース」




現代は、アメリカ発クラウドで起こる
21世紀の産業革命の真っ只中にいる。
産業革命で、革新された技術を「活かす」ことで
革命後の勝者になれるのではないか?



クラウド時代と“クール革命” - Google ブックス



角川 歴彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-03-10

今や急速なITの進歩と情報環境の変化が「知」のグローバリゼーションを加速する。その集大成「クラウド・コンピューティング」によって、2014年に日本の産業構造は大激変するだろう。その中で「ガンダム」を筆頭に世界で歓迎される日本のポップカルチャーなど、「クール」「かっこいい」と大衆に賞賛されるモノや出来事が社会を変革し始めている。これが“クール革命”だ。本書は情報産業最前線に立つ著者が、激変する現代を“クール革命”の力で生き抜く道を、模索し確信に至った覚醒の書である。